コマークラス

２００８年　７月１３日（日）　開催　あづみ野チャレンジカップ　第４戦

ＳＦクラス

ＳＯクラス

ＳＳＯクラス

ファステスト　５　植松　航　　４３．３５２　　７周目

今回は初出場のドライバーも参戦してきました。子供２名・大人３名の戦いとなりました。タイムトライアルでトップタイムを叩き出したのはパッシングポイントの岡崎選手でした。唯一３９秒台をマークしました。初出場の中川選手も２位で好タイムを出しました。３位スタートの小池選手が３コーナーでストップしてしまいました。５位スタートの羽生田選手は３位まで順位をあげる事となりました。岡崎選手は独走の逃げ切り態勢を築き上げます。予選２では、スタートから羽生田選手が中川選手をパスし１位の岡崎選手を追いますがそのままチェッカーとなりました。決勝スタートは予選２と同じ順位でスタートとなりました。決勝でも羽生田選手がスタートで中川選手をパスし、またトップを追う形になりました。岡崎選手は、他の選手を寄せつけずに、トップ独走でチェッカーを受けました。始めて出場した選手や初心者の選手も頑張っています。次回に向けて自己ベスト更新をしていることでしょう。

この日の天候は朝から晴れとなり気温が上昇しました。路面温度は４３度でドライバーの体力を奪います。コマークラスでタイトラから好調だったのは清水選手でした。シリーズトップの熊谷選手よりコンマ２秒速いタイムとなりました。熊谷・植松・中沢・筒井と続きます。予選１ではスタートダッシュで熊谷選手が清水選手をパスし、押さえ込む形となりました。中沢選手のスタートが良かったものの抜く事は出来ませんでした。清水選手も必死に付いていくも抜くことは出来ませんでした。予選２では、スタートから熊谷選手がトップを守り走行します。しかし、３周目２コーナーで姿を消すこととなってしまいます。金属疲労によりリアタイヤを止めている。ボルトがねじ切れてタイヤの脱落となり、予選２はリタイヤとなりました。代わって、清水選手が植松選手から逃げ切りトップでゴールしました。決勝では、３位スタートとなった熊谷選手はなかなか伸びず４位スタートの中沢選手にパスされてしまいました。清水選手はそのまま逃げ切り、念願の初優勝となりました。先頭集団のタイムが接近してきたので、次回はもっと面白くなりそうです。

このクラスでは、今回パッシングポイントの平林選手を独走状態にはさせまいとＳＳＯクラスの岩間選手がダブルエントリーで出場しました。タイムトライアルでは、コンマ１３秒上回り平林選手に軍配が上がりました。３９秒台に入れてきたのは上位３台でトップ２は抜き出る形となりそうです。予選１では、平林選手の後ろに岩間選手がピタリと付き様子を伺う形になりました。２コーナーから、３コーナーまでは平林選手が速そうです。３位・４位争いも接戦となり山口選手が目谷選手をスタートで抜き押さえ込みます。タイトラでタイムを出せなかった１０位スタートの町田選手は５位まで順調に順位を上げてきました。予選２では、平林選手の様子を伺っていた岩間選手が動きを見せました。７周目に５コーナーで仕掛けました。岩間選手は前に出た後突き放すことは出来なかったもののトップでゴールしました。トップ２台は互角の戦いを見せ、駆け引きが激しくなっていきます。決勝では、さらに熱い駆け引きとなりました。空には雨雲から少量の雨が降り出し、レースの不確定要素が一つ増えました。３位・４位では目谷選手が予選１の雪辱を晴らし９周目雨が強くなった頃、駆け引きの末、パスすることが出来ました。見ているものは、トップ争いに釘付けとなります。８周目に岩間選手が５コーナーで平林選手を抜いたその後に平林選手も最終コーナーで抜き返そうと試みましたが、引く事となってしまい間隔が開いてしまいました。抜いた直後、雨脚が強まりラップタイムがガクッと下がりました。平林選手はその隙を突き、岩間選手のすぐ後ろまで迫ります。岩間選手がトップを死守しようと走るものの、１１週目の最終コーナーでインに飛び込まれトップを奪われます。残り２週岩間選手が奪い返そうとしたものの、平林選手が押さえきりトップでゴールとなりました。激しい戦いの中での勝利は格別です。

続いてＳＳＯではタイトラより、柳沢選手が抜き出て３８秒を切る好タイムを叩き出しました。予選１では３位スタートの岩間選手が名取選手をスタート直後に抜きました。その後に市川選手も続き３位に浮上しました。予選２では名取選手が失速し順位を落としていきました。７位スタートの和合選手は３つ順位を上げ調子を上げていきます。トップ走行の柳沢選手は危なげなくトップを快走します。２位の岩間選手は追い上げを見せることが出来るのでしょうか？決勝では１周目から好タイムで周回し、柳沢選手が逃げ切りの体制を築きます。２位の岩間選手と３位の市川選手がその後に続きます。その後に少し離れて名取選手、中段では和合・春原・伊藤選手が団子状態で走行となりました。決勝は順位の変動が無く、柳沢選手が優勝となりました。次回のレースはさらに熱いレースになることを期待します。