２００７年　7月8日（日）　開催　あづみ野チャレンジカップ　第4戦

ＳＦクラス

今回のSFクラスでは２位・３位・４位の力が交錯し、激しいポジション争いになりました。予選１では、２位を走っていた矢島選手を手塚選手・小野選手がパスし、予選２では小野選手が手塚選手をパスと若い可能性を垣間見ました。決勝は後ろから狙っていたかのように矢島選手が二人をパスし、表彰台をもぎ取りました。前回までトラブル続きだったトップを走る望月選手は危なげなくトップを快走し、今季初の表彰台中央を獲得しました。大量ポイントの獲得により、ポイントも横並びになってきました。手塚選手は逃げ切れるのでしょうかSFクラスのレース展開も楽しくなってきました。

ＳＯクラス

常勝中の小林選手にパッシングポイントの３人が今回も食らい付いてこうと、必死の走りを見せていました。予選１の２週目に４番手の平林選手が１コーナー縁石に乗り上げスピンをしてしまい最後尾まで転落してしまいました。北平選手が斉藤選手を３週目にパスし、小林選手を追うも届かず、予選２で斉藤選手がまたも抜き返しました。平林選手は最後尾から怒とうの追い上げを見せ、５位まで復帰しました。決勝では平林選手は元の位置へ戻るも北平選手には届かず４位フィニッシュ。斉藤選手・北平選手がスタートから、小林選手を狙うも２位・３位フイニッシュとなりました。皇帝の牙城を崩すのは誰なのか？次戦はどう転ぶのか楽しみです。

ＳＳＯクラス

今回のSSOは予選から波乱含みとなりました。１週目スタート直前の２コーナーでスタートで出遅れた和合選手が行き場をなくし、何台かと絡みタイヤバリヤーへダイブしてしまいました。幸い怪我一つなく復帰することになりました。前方ではダンゴ状態でいつでも抜ける体制を築き菊原選手・柳沢選手・山口選手が順位を上げてきました。予選２では、前を狙い名取選手・菊原選手・柳沢選手・後ろから小石選手が順位を上げてきました。決勝、岩間選手が徐々に順位を落としてしまい、菊原選手・徐々に上げてきた柳沢選手・最後尾から追い上げてきたNEWフレームの小石選手の順で１・２・３となりました。SSOはいつでも順位が変わり見ていて楽しいですね。次こそはと思っている人たち頑張ってください。

ファステスト　　熊谷　悟　　１０周目　　４２．６５６

ファーステストラップ　　望月　良泰　　６週目　　３９．８８３

ファーステストラップ　　小林　純矢　　 ３週目　　３９．２６４

ファーステストラップ　　小石　剛志　　１５週目　　　３８．３３２

コマークラス

いよいよ中盤戦に突入し、コマーのレベルも上がり戦いの方は激化してきました。昼になるにつれ気温は徐々に上がり、夏の様相をていしていました。前回から、始まったコマーのクラス分けにより、TTの結果でA・Bに分かれレースが行われました。Aグループでは、熊谷選手・永田選手・市川選手の一騎打ちに、飯村選手が食いつく形になりました。２位・３位が激しく入れ替わりレースを湧かせました。予選・決勝と熊谷選手が好スタートを見せ、逃げ切りポール・トゥ・ウィンとなりました。ファステストは４２，６秒と今年最高のラップをマークしています。Bグループでは、TTでノータイムとなった柳沢選手が予選で最後尾から、トップまで上がり、決勝はそのままトップでゴールとなりました。次戦はもっと熾烈な戦いになることでしょう。